【第11回】事故物件とは?告知義務と福山市での実際の取り扱い

 

最近、メディアでも取り上げられることが増えた「事故物件」。不動産取引において重要なポイントとなるため、知識を持っておくことが大切です。

 

◆事故物件とは


物件内や敷地内で「自殺・他殺・火災による死亡事故」などが発生した住宅のこと。心理的瑕疵があると判断されるケースです。

 

◆告知義務について


宅地建物取引業者は、原則として事故の事実を購入希望者や借主に伝える義務があります。ただし、経過年数や事案の内容により判断が異なります。

 

◆福山市の現状


地方都市である福山市でも、空き家や相続物件で事故物件の相談は少なくありません。告知の有無や価格の影響など、慎重な取り扱いが求められます。

 

◆事故物件の売却対策


・リフォームや解体で印象改善
・心理的瑕疵ありとして価格調整
・専門業者による現状回復や清掃対応

 

購入・売却を問わず、事故物件に関する知識は不動産選びの重要な判断材料です。