【第25回】不動産売却でよくあるトラブル事例とその防止策

 

 

不動産売却は大きな金額が動く取引なだけに、トラブルが起きやすい場面でもあります。よくあるトラブル事例と、事前に防ぐためのポイントをご紹介します。

 

◆事例1:契約不適合責任を巡るトラブル


売却後に雨漏りやシロアリなどが発見され、「説明がなかった」と買主から損害賠償を請求されるケース。
→【対策】事前インスペクションと重要事項説明書の充実がカギ

 

◆事例2:境界未確定による引き渡し遅延


測量していなかった土地が、隣地と境界トラブルに発展。
→【対策】確定測量の実施と隣地所有者との合意書作成

 

◆事例3:ローン残債を上回る売却損


売却金額で住宅ローンを完済できず、抵当権が抹消できない。
→【対策】住み替えローンの事前審査と金融機関との調整

 

福山市でもこれらの事例は多く見られます。経験豊富な不動産会社との連携で未然に防ぎましょう。